「疲れているからシャワーだけで済ませよう…」という日や、
「明日の朝入ればいいや…」という、最近では風呂キャンとも言われていますが、そんな日もありますよね。
近年、入浴の効果について研究をされている先生がいらっしゃったり、どんどん研究が進んでいます。
「湯船に浸かること」は、どんなマッサージやサプリメントよりも手軽で強力なセルフケアです!
今回は、お風呂が身体にもたらす驚きの効果と、効果を最大化する入浴法をご紹介します。
1. 身体を整える、入浴の3つのメリット
① 温熱効果(血流の劇的改善)
お湯で体が温まると血管が広がり、血流がスムーズになります。
血液は全身の細胞に酸素や栄養を運び、溜まった老廃物を回収する役割があります。
冷えは万病の元と言われる通り、血流を良くすることは疲労回復の基本です。
② 浮力効果(究極のリラックス)
肩までお湯に浸かると、浮力によって体重は約10分の1になります。
普段、私たちの筋肉や関節は重力に抗って体を支えていますが、お風呂の中ではその重圧から解放されます。
これが脳に「リラックスして良い」という信号を送り、筋肉の緊張を芯からほぐします。
③ 水圧効果(むくみ解消)
意外と知られていないのが水圧の力です。
お湯の圧力で体が適度に締め付けられることで、重力で足先から心臓に戻りにくくなっている血液やリンパ液が、心臓へと押し戻されやすくなります。
そのため、水圧は、身体への負担が少なく、足のむくみ解消に非常に効果的です。
2. 「免疫力アップ」と「将来の病気リスク」への驚くべき効果
お風呂の効果は「気持ちいい」だけではありません。
科学的にも大きなメリットが証明されています。
免疫細胞が全身をパトロール
研究では、入浴後に唾液中の免疫グロブリンが増加することが分かっています。
体温が上がることで免疫細胞が活性化し、全身をパトロールしてウイルスや細菌から守る力が高まります。
5〜10年後の未来を変える「入浴習慣」
毎日湯船に浸かる習慣を続けている人とそうでない人を比較すると、驚きの研究結果が出ています。
| 項目 | リスク減少率 |
| 脳卒中・心筋梗塞 | 30%減少 |
| うつ病の発症 | 24%減少 |
| 要介護リスク | 29%減少 |
| 認知症リスク | 26%減少 |
(東京都市大学の早坂信哉教授が、お風呂の効果についての第一人者と言われていますので、もっと詳しく知りたい方は、是非検索してみてください!)
3. 専門家が推奨する「正しい入浴法」
効果が高いからといって、熱すぎるお湯や長風呂は禁物です。
基本は「40度で10〜15分」
40度まで → 副交感神経が優位になり、リラックスモードへ。
42度以上 → 交感神経が優位になり、身体が興奮状態に。
時間は15分以内! → 長すぎると逆に体力を消耗し、肌の乾燥を招くこともあります。
全身浴 vs 半身浴
全身浴: 肩まで浸かることで浮力・水圧の効果を最大化できます。
半身浴(40度で20分): 心臓への負担が少ないため、高齢の方や心疾患がある方におすすめです。
ただし、浮力や水圧の効果は全身浴の半分程度になります。
【注意点】
・食後30分〜1時間は消化を優先するため、入浴を控えましょう。
・高齢の方は、急激な血圧変化を防ぐために半身浴から徐々に温まるのが安全です。
4. さらに効果を高める「プラスアルファ」の工夫
① 疲れを吹き飛ばす「交代温浴」
温かいお湯と冷たい水を交互に浴びる方法です。
血管の拡張と収縮を繰り返すことで、ポンプのように血流をアップさせます。
〈やり方〉
湯船で温まった後、25〜30度程度のぬるま湯(または水)を膝下に数秒かける。
スポーツ後の疲労回復に最適です。
※心臓が弱い方、ご高齢の方は無理をせず、末端に冷たいシャワーをかける程度にしましょう。
② 入浴剤の活用
・粉末タイプ(医薬部外品)
温泉成分(ミネラル)が保温効果を高め、湯冷めを防ぎます。
・炭酸系
炭酸ガスが皮膚から吸収され、血管を直接広げるため血流改善に非常に効果的です。
③ 足湯・手湯
温泉地には、よく足湯や手湯が無料で利用できるところがありますね。
バケツに42度前後のお湯を張り、10センチほど足を浸ける足湯だけでも効果があります。
手首まで浸ける手湯も、上半身の冷えや肩こり緩和に有効です。
今日から始めるお風呂の養生
お風呂は、ただ体を洗う場所ではなく、明日への活力と、この先の健康を維持するために、とても大事なことです。
毎日15分、湯船に浸かるだけで、数年後、数十年後のあなたの健康状態は変わります。
今夜から、ゆっくりとお湯に浸かってみませんか?
鍼灸治療、整体施術は、一人一人の症状に合わせた施術が可能です。
是非一度ご相談ください。
また、自身のダンス経験と、西洋医学、東洋医学、スポーツ科学などの視点から、多くのダンス・舞台関係の方々の施術を行なっています。
もちろん、ダンス関係のみではなく、会社員の方々、様々なスポーツをされている方の施術も現在行っております。
詳しくはHPをご確認ください。